【筋肉】マッチョになり過ぎてしまうのが怖いと言っている人は筋トレを本気でしたことのない人だ

筋トレを始めようか迷っている人の中にこんなことを言う人がいる。

「自分はもともと筋肉質なので筋トレを始めたら筋肉がつき過ぎてしまってマッチョになりすぎるから怖いんだよね」

あなたの周りにも一人や二人いるはずだ。筋トレを実際に本気で取り組んだことも栄養学から筋力を増やすこともしたことのない人が「マッチョになりすぎてしまう」「筋肉がつき過ぎてしまう」という理由で筋トレをしないと言う。

結論から言うと、筋トレをしてもマッチョになりすぎるなんてことはないし、筋肉はそんなに簡単につかない。「マッチョ」とは何か定義にもよるが、一般的にボディビルダーのような筋肉隆々の体をマッチョと呼ぶのであれば、あのような体に到達するまでにかかる時間もお金も筋トレも膨大な量が必要となる。

体質によってすぐになれるようなものでは決してないのだ。それなのに自称筋肉質の人はその気になれば自分ならすぐにでも筋肉を増やせると言い張る。

今回は自称筋肉質で簡単にマッチョになれると言う意見がなぜ不可能なのか、筋肥大やトレーニング強度の観点から説明していく。

筋肉はどうすれば大きくなるのか

基本的な仕組みの説明なので既に知っている人は飛ばし読みでも大丈夫。筋肉がどうやって大きくなるかというと、十分な栄養を体に与えた上で、高強度の負荷を筋肉に加えることを繰り返して筋肉は大きくなる。

よく素人考えでジムに行って、トレーニング後にプロテインさえ飲んでいればボディビルダーのような身体が手に入ると勘違いしている人がいるが、それは半分正解で半分間違い。

正しくは、十分な栄養が体に供給されている状態で、徐々に負荷強度を上げていくことのみで筋肉は大きく成長する。漸進性過負荷の法則だ。

とにかくダンベルやバーベルを挙げていれば筋肉はつくわけではなく、第一に栄養を取らなくてはいけないし、トレーニングの強度も上げつつ、筋肉の回復を考えたら部位ごとに数日の休養をとりながらローテーションで回していかないといけない。

それが半年続いてようやく筋肉は数百グラム〜数キロ増える。初心者で筋トレを始めたてであれば初期の頃こそ筋肉の増えていくスピードは速いが、筋肉量が増えるにつれて筋肥大のスピードは鈍化する。ある程度年数を重ねた筋トレ実践者だとどんなに頻繁に筋トレしていても1年間で1キロ筋肉量が増えるかどうかの世界なのだ。

なぜ簡単に筋肉が増えると勘違いしてしまうのか

筋トレを実践している人の間では常識的な話なのに、なぜあまり筋トレをしたことのない人は勘違いして簡単に筋肉を増やせると思い込んでしまうのか。

これには3つの理由があるのではないかと思っている。

  • 筋トレ後に一時的に筋肉がパンプするので筋肉がつきやすいと勘違いしている
  • 筋肉が大きい友人がいるので影の努力を見ずに誰でもなれると思っている
  • そもそも想定しているマッチョの姿がボディビルダーのようなものではなく、男性アイドル的な見た目

筋トレ直後に筋肉が大きく見えるのは当たり前

ジムで筋トレをした後に筋肉が大きく見えるのは当然だ。それは筋肉が成長したのではない。一時的に筋肉が大きく膨張するだけであって、筋トレ後数時間〜1日は鍛えた腕が昨日よりも一回り大きくなっているように見えるかもしれないが、それは長くは続かない。

ジム終わりの帰り道に自分が少し大きく見えるのはほとんどがこの理由のため。実際は一時的にパンプアップしているだけなので一度や二度のトレーニングで目に見えるような筋肥大は怒らないと思ってほしい。

筋トレを始めた全員がバルクアップするわけではない

ジムで筋トレをしている人全員が筋肉隆々になれるわけではない。これは体質や遺伝によるものというより、筋トレのやり方や栄養摂取、経験が物を言う。

あなたの友人で筋肉隆々な人がいたら、その人はそれなりの効率で正しい筋トレをした結果なのだ。それはすごいことであって、努力の賜物以外の何でもない。

友人が筋トレを始めて体がでかくなったからといって知識のない人がいきなり始めても同じように大きくなるには時間のかかるものだと認識しておいたほうがいい。

腹筋の見える男性アイドルはマッチョではない

男性アイドルのような細身+腹筋なら誰でもなれる。ああいったものはマッチョでもないし、細マッチョでもない。

どちらかと言うと、痩せすぎで最低限の脂肪がない状態で腹筋が透けて見えている状態だ。若い痩せ型の男子に声をかけてみればだいたい腹筋はうっすら見えているものだ。そこに憧れていたら終わりである。アイドル級のキャラや見た目なら別だが、普通の若者がアイドルのような体型はただただ華奢で貧相なだけである。

それでもまだマッチョになりやすいと思うなら1ヶ月全力でやってみるといい

それでも自分自身にポテンシャルがあってマッチョになれると思い込んでいるならまずは始めてみるといい。

始めこそパンプした自分の腕を見て喜ぶかもしれないが、回数を重ねるうちに自己流でやってもなかなか思うように筋量が伸びないことに気づくだろう。

でもこうした経験をしてようやく筋トレの本質が見えてくる。どうすれば効率的に筋肉をつけられるのか。自分には何がかけているのか。筋力を増やすことを目的とする筋トレは単なる運動能力以外の管理能力が必要となる総合的なエクササイズなのでどっぷりハマる人も多い。

もしあなたが筋肉を簡単に増やせると思うならすぐにでも初めてみてほしい。そうしてようやく筋トレの難易度が分かるはずだ。

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