最近はほとんどのコンビニやスーパーで手軽に買えるようになってきたプロテインドリンク。たんぱく質が豊富に含まれている飲み物をさす言葉だが、その筆頭とも呼べるのが明治から発売されているミルクプロテインシリーズだ。
このミルクプロテインシリーズ、大きく分けると、
- 200ml入りの小型タイプ
- 400ml入りの中型タイプ
- 860ml入りの大型タイプ
以上3種類が現在発売されているシリーズとなる。
商品を手に取ってみたことのある人なら分かるように、一番手軽かつグラムあたりのたんぱく質割合が高いのは一番小さい200mlの小型タイプだ。
今回はそんな小型タイプのミルクプロテイン4種類をまとめて買ってきたので、その4つの異なるフレーバーに栄養価やカロリーの違いはあるのか写真とともに紹介していく。
目次
現在発売されている4種類のフレーバー
この記事を執筆している2019年4月時点では200mlタイプのものだと、下記の4種類の味が販売されている。
- バニラ風味
- ミルク風味
- ココア風味
- バナナ風味
ミルク風味が一番オーソドックスなプレーン味のようなもので、それ以外の3種類はどの商品も共通してミルクベース+バニラ、ココア、バナナ味となっている。
公式サイトを見ると分かるように、中型タイプと大型タイプにはヨーグルト風味が最近追加されたので、近いうちに200mlタイプにも新しい味が加わるかもしれない。
ミルクプロテイン・ミルク風味の栄養価
エネルギー | 102kcal |
---|---|
たんぱく質 | 15.0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 10.4g |
カルシウム | 447mg |
ビタミンB6 | 0.65mg |
プレーン味といってもいい、一番シンプルなミルク風味の栄養価は上記の通り。
200mlの飲み物で15グラムのたんぱく質が摂取できて、脂質は0gというのはカロリーを気にしている人には嬉しいはず。ミルクプロテインということもあり炭水化物が10.4g含まれているのでそこは判断が分かれるところ。
ミルクプロテイン・バニラ風味の栄養価
エネルギー | 102kcal |
---|---|
たんぱく質 | 15.0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 10.4g |
カルシウム | 447mg |
ビタミンB6 | 0.65mg |
ミルク風味に比べると甘みが若干あるバニラ風味。個人的には少し香料が強く感じる時もあるが、味自体は気にするほどまずくはない。
肝心のカロリーや栄養価について見ると、最初に見たミルク風味と数値上では全く同じ。味が違うのに栄養価が同じなのは、香料や甘味料に違いがあるため。
原材料名を見てみると、ミルク風味には記載されていなかった、
- 香料
- 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
が追加されている。これらの添加物は多くの食品に含まれており、安全性も検証されてはいるもののどうしても気になるという人はミルク風味を飲むといいだろう。
ミルクプロテイン・ココア風味の栄養価
エネルギー | 102kcal |
---|---|
たんぱく質 | 15.0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 10.5g |
カルシウム | 447mg |
ビタミンB6 | 0.65mg |
ココア風味はミルクベースのチョコレート飲料のような味。甘いものが好きな人ならこのフレーバーが一番美味しいと感じるかもしれない。
肝心な栄養価はというと、炭水化物が10.5gとなっており、ミルク風味・バニラ風味に比べて0.1gだけ炭水化物量が増。
この0.1gはごくわずかな差なので気にするほどでもないので、味の好みで選んでも構わない。
ミルクプロテイン・バナナ風味の栄養価
エネルギー | 102kcal |
---|---|
たんぱく質 | 15.0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 10.6g |
カルシウム | 447mg |
ビタミンB6 | 0.65mg |
バナナ風味は4種類の中だと一番新しいフレーバー。バナナオレのような味で好みは分かれるかもしれない。
栄養価については炭水化物量だけ他のものより若干多く、200mlあたり10.6g。ミルク・バニラ風味と比べると0.2g、ココア風味と比べると0.1gだけ炭水化物が多いことになる。
炭水化物0.1gというのは、白飯なら0.25gの差なので米粒数粒の違い。お米数粒の差に情熱を注ぐよりも改善するなら別のところをすべきだと個人的には思うので、味によるカロリーや炭水化物量の差は全くと言っていいほど気にする必要はない。
4つのフレーバーを一括比較
栄養価 | ミルク風味 | バニラ風味 | ココア風味 | バナナ風味 |
---|---|---|---|---|
エネルギー | 102kcal | 102kcal | 102kcal | 102kcal |
たんぱく質 | 15.0g | 15.0g | 15.0g | 15.0g |
脂質 | 0g | 0g | 0g | 0g |
炭水化物 | 10.4g | 10.4g | 10.5g | 10.6g |
カルシウム | 447mg | 447mg | 447mg | 447mg |
ビタミンB6 | 0.65mg | 0.65mg | 0.65mg | 0.65mg |
4つのフレーバーを栄養価から比較してみると、異なる点は炭水化物の量のみ。
しかもその量の違いもわずか0.2グラムの世界なのでどの味を選んでも問題なし。たんぱく質摂取をはじめとする栄養摂取・食事改善は続けることが重要なので、好きなフレーバーを選べばいいと思う。
ただし、先にも述べたようにもしあなたが香料や甘味料に苦手意識があるのであれば、そういったものが含まれていないミルク風味(プレーン味)をおすすめする。
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