たんぱく質1グラムの価格最安値は1.33円:各社プロテインと高たんぱく質食材の鶏肉・魚粉を比較しました。

たんぱく質を最もコスパ良く取れるのがプロテインだと思っているのならそれは間違いだ。もちろんプロテインもメーカーによりけりだが、1キロ2000円前後で買えるものもある。

それでも言える。プロテインよりたんぱく質1グラムあたりの価格が安い食品は現に存在する。それが鳥もも肉と魚粉だ。

今回はたんぱく質を大量に摂取したいけど、何を食べれば最も効率よくたんぱく質を摂取できるのか、そう疑問に思っている人へ高たんぱく質食材をたんぱく質1グラムの値段をもとにランキング形式で発表していく。

プロテインの多くは最安値1グラム2円前後

下記の主要メーカーのプロテイン1kgごとの値段とたんぱく質含有率の一覧を見てほしい。

プロテイン1キロごとの価格とたんぱく質含有率
食品名 1キロ価格 たんぱく質含有量
アルプロン 2480円 78%
アルプロン(超メガ盛り) 1440円 78%
マイプロテイン 2790円 82%
ビーレジェンド 2980円 75%
ザバス 3980円 71.4%

最安値はアルプロンで販売されている徳用15kgの1kgあたりのプロテイン。他のプロテインが普通1kgあたり2000円~4000円する中、このプロテインは1kgあたり1440円という破格の値段で購入可能だ。

とはいっても、15kgである。もちろん15kgが一つの袋に入っているわけではなく、小分けされているので保存面では安心だがこれだけ安い価格でプロテインを買おうとすると、それだけバルク買い(一気に多量を買うこと)が必要となる。

たんぱく質1gあたり2円が限界

先ほどの表からたんぱく質1グラムあたりの値段を計算したものが次の表だ。これがたんぱく質1グラムあたりのコストパフォーマンスとなる。

たんぱく質1グラムあたりの単価(主要プロテイン)
食品名 1キロ価格 たんぱく質含有量 たんぱく質1グラムあたりの価格
アルプロン 2480円 78% 3.18円
アルプロン(超メガ盛り) 1440円 78% 1.85円
マイプロテイン 2790円 82% 3.40円
ビーレジェンド 2980円 75% 3.97円
ザバス 3980円 71.4% 5.57円

このたんぱく質1グラムあたりの値段が安ければ安いほどコスパは上がる。たんぱく質は三大栄養素の中でも脂質・炭水化物を超えてずば抜けて単価が高いのでどんなプロテインを選んでも1グラムあたり2円を切ることはほぼ不可能だ。

先に紹介した徳用15kgパックでようやくタンパク質1gあたり1.8円まで下がる。1グラム2円を切るタンパク質の値段はかなり安い。

筋トレを始めてプロテインを飲み出す人は最初に高価格帯の明治ザバスあたりからプロテインを飲み始めるので、最初は1kg4000円ぐらい。そのあと徐々に栄養とコスパについての知識がついてきて、グラム3円、グラム2.5円あたりのプロテイン製品を見つけていく。

そしておそらくその限界が1.8円から2円のボーダーなのだ。プロテインでは1グラム1.8円のボーダーを切ることができない。でも1.8円の時点で他のプロテイン商品と比べると相当コスパは高いのでこの辺りで調べるのをやめてしまい固定化してしまう層は多い。


でもここからさらに興味がわく人もいる。プロテイン以外の高タンパク質食材でもっとタンパク質単価の安い食材はないだろうか。自分も同じようにいろいろなスーパーを探し回った結果、タンパク質単価2円を下回る2つの食品を見つけることができた

もちろんその2点にもメリット・デメリットはある。でもプロテイン以上にタンパク質単価が低いものはどんな食品なのか。これからその2品を紹介する。

タンパク質と脂質の源:業務スーパーの冷凍鳥もも肉2kg645円

鳥もも肉の価格とたんぱく質単価
食品名 1キロ価格 たんぱく質含有量 たんぱく質1グラムあたりの価格
鳥もも肉 325円 16.6% 1.96円

一つ目のタンパク質単価破壊食材は冷凍鳥もも肉だ。この商品は業務スーパーの冷凍コーナーで販売されている。鶏肉はブラジル産。普通、鶏肉をスーパーで買おうとするとこの倍近くはかかってしまうので、業務スーパーの冷凍もも肉が現時点では鶏肉最安値の王者だ。

タンパク質含有量は100gあたり16.6g。たんぱく質含有量は16.6%と粉状のプロテインと比べると明らかに低い。それでも価格が安いのが鶏肉の強みだ。1キロあたり2000円以上が当たり前のプロテインに対して冷凍鳥もも肉は1キロ322円。

タンパク質1グラムあたりの単価を計算すると、1グラムあたり1.957円。ほとんどのプロテインが超えられなかった2円の壁を超えるのが鳥もも肉なのだ。

弱点は脂質の多さ

ただし鳥もも肉には致命的な弱点がある。それが脂質の多さ。100gあたり16.6gたんぱく質が含まれている鳥のもも肉は同時に脂質を14.2gも含んでいる

これはバルクアップ中の人には嬉しい話だが、たんぱく質だけを摂取したい人には必要のない栄養素だ。鳥もも肉だけでたんぱく質を100g取ろうとしたら脂質も80グラム以上摂取してしまう。

こういった点でタンパク質単価自体はそこら辺のプロテインを上回る冷凍鳥もも肉にもデメリットがあるのだ。鳥もも肉を活用できるのは筋トレ実践者の中でも脂質量に制限をかけていない増量期向け、あるいは太りにくい体質のハードゲイナー向けと言えるだろう。

魚粉(魚の削り粉)はたんぱく質単価1グラム1.3円

魚粉の価格とたんぱく質単価
食品名 1キロ価格 たんぱく質含有量 たんぱく質1グラムあたりの価格
魚粉 900円 67.6% 1.33円

鶏肉ではたんぱく質をプロテインよりも安く摂取できるものの、同時に脂質まで余分に摂取してしまうことが分かった。

でも次に紹介する魚粉ならその心配はない。そもそも魚粉とはサバやイワシなどの魚を乾燥させたものを粉末状にすりつぶしたもの。魚にたんぱく質が豊富に含まれていることは知られているが、生の魚は水分が多いし、焼いたり干したりして水分を飛ばした魚は少々食べにくい。

これが魚からたんぱく質を摂るときのデメリットだった。でも魚粉は違う。上述したように魚粉は水分を飛ばした魚が細かいパウダー状になっているので食べにくさはゼロ。

ご飯にかけたり、お茶漬けに入れたり、スープに混ぜたりと使い方は多種多様。本来魚粉は料理に使うものなので料理に合うのは当たり前だ。

驚くべき価格の安さ

そんな魚粉は業務スーパーで1キロ税込900円ほどで販売されている(最後に買った時は税抜き837円だった)。そして100gあたりのたんぱく質含有量は67.6g。

たんぱく質単価を計算すると、たんぱく質1グラムあたり1.331円なのだ。これは従来激安と言われていた徳用プロテインよりも4割近く安い(1.886/1.331=1.3869)。

Amazonで安いプロテインを選んだり、割引クーポンを探すよりも高コスパの高たんぱく質食材がスーパーにあったのだ。確認のため、他のプロテイン商品と魚粉のグラム単価を比較する表を載せておく。

たんぱく質1グラムあたりの単価一覧表
食品名 1キロ価格 たんぱく質含有量 たんぱく質1グラムあたりの価格
アルプロン 2480円 78% 3.18円
アルプロン(超メガ盛り) 1440円 78% 1.85円
マイプロテイン 2790円 82% 3.40円
ビーレジェンド 2980円 75% 3.97円
ザバス 3980円 71.4% 5.57円
鳥もも肉 325円 16.6% 1.96円
魚粉 900円 67.6% 1.33円

取りやすさではプロテイン

とはいうものの、最も手軽にたんぱく質が取れるのはプロテインで間違いない。魚粉は他の食べ物に混ぜないとなかなか食べられないが、プロテインなら水と混ぜてもいい。

利便性を考慮して総合的に考えるとやはりたんぱく質摂取においてプロテインに勝るものはない。プロテインはたんぱく質摂取のために作られているものなのだからそれもそうだ。

とはいえ単純にグラムあたりの単価を見ると一番安いのは魚粉。これまで魚粉を試したことのない筋トレ実践者がいるなら、一度スーパーで魚粉を買ってみるのをおすすめする。選択肢の幅が広がって困ることはない。

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