ガリガリの自分には夏場が近づいてくると困るものが2つある。半袖になることと、異常に汗をかくことだ。
私は痩せ型の汗っかき。太っている人が暑い時期に汗をかくのは分かるけれど、自分はガリガリなのに汗が多いので夏場にTシャツなんか着た日には最悪だった。
痩せ型で汗っかきは恥ずかしい。
そう思っていたので夏が来るのが毎年辛かったし、夏が来る前に対策をしようと過去には服装、食事面、運動面で汗っかき改善にチャレンジしたこともあった。
でも結果から言うと、症状はほとんど緩和されず。どれも期待していたような効果が見られなかったので途中でやめてしまった。
「ガリガリ汗っかきを治すにはどうすればいいだろう」
そう思いながら別の理由で始めた筋トレ。思いもよらず自分の場合は筋トレのおかげで汗が改善された。
今日は痩せ型の汗っかきで夏場に辛い思いをしていた自分が、今さほど汗っかきで恥ずかしい思いをしなくなるまでの経過と試してみたことを共有していく。
どれがあなたの悩み解消に効くかは人それぞれではあるものの、一つでも改善へのヒントを見つけてもらえれば嬉しい。
目次
痩せの汗っかき改善のために試してみたこと3つ
@hardgainer_GT
制汗剤スプレーも、脇汗パッドも試したし、根本から変えようとジョギングや食事内容も改めてみた。それでも良くなってる効果はほとんど実感できなかった。
当時大学生だった私は夏が近づく春学期後半が特に辛かった。
外が暑いのはもちろんのこと、教室も先生によっては全然エアコンを入れてくれないところもあって、生徒の数も多いので自分はいつも嫌な思いをしていた。
「よくこれでみんなは汗をかかずに平気で授業を受けられるな」
そう感心したこともあった。
教室が暑すぎて汗をかくのはしょうがない。そう割り切って汗が出てもいいようにと自分が最初に汗対策で挑戦したのは脇汗パッドだった。
脇汗パッドを買う:面倒で却下
汗をかく場所で一番不快なのは個人的に脇の汗だ。
長袖を着ている冬こそまだマシなものの、夏場は半袖なので汗が垂れてくるし、暑い部屋にいたら袖の裏口まで濡れてしまう。
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教室みたいな密集した空間だと余計に汗をかきやすいから、夏前の6月・7月は腕を閉じて変な姿勢で授業を受けていたこともあった(笑)
そこで見つけたのが脇汗パッド。よくCMでは女性向きのものが宣伝されているけれど、男性用もいくつかある。
個人的には男性だって自分のように脇汗に悩んでいる人が多いし、臭いの面ではかなりキツイ人もいるのだから男性用もどんどん広めてほしい。
つけるのが面倒になりやめてしまう
私が購入した脇汗パッドはメンズリフの汗ワキパッド。Amazonで脇汗パッドをいろいろ調べていた時に当時一番安い値段で大量に入っていたので約1000円で買ってみた。
実際につけてみると、たしかに初日こそ服に汗がつかない良さに嬉しくなったものの、数日続けると汗ワキパッドを毎朝服に貼るのが面倒になってやめてしまった。
「これを毎日しても根本的な対策にはならない」
そう考えてもいたので、汗ワキパッドは1週間も持たずにやめてしまった。
@hardgainer_GT
自分は面倒くさがりやなので止めてしまったわけだけど、今まで脇汗対策をしたことがない人なら、どんな感じかだけでも知ると今後のためにもなるので、ドラッグストアやAmazonで売ってる安価なものでも買ってみるといいかも。
根本的な部分を直そうと思った当時の私は、続いて体質改善を試みる…
運動をする:効果は感じられず
続いて自分が手を出したのが運動による体質改善。
よく、冬の間の汗が夏よりも臭うのは、冬の方が運動をしないからだと耳にするので試しに夏の夕方の時間に数日走ってみた。
もちろん走っている間はものすごい汗をかく。もともと発汗量が多い方なので、夏場に有酸素運動なんかをしていたら汗をかく量は尋常じゃない。
とりあえず数日走ってみた結果としては、何も変わらなかった。

@hardgainer_GT
2週間や1ヶ月単位で続けなかったので長期で見たときの効果は分からないけど、汗の匂いがマシになったとしても、日常的な運動が汗を少なくするロジックは信じられなかったのですぐに止めた。
走った後に浴びるシャワーが気持ちいいぐらいで、運動時に汗をかいたからといって他の生活場面での汗の量が減るわけではなかったことがこの経験からわかった。
食事を変える:夏場なので体調を崩した

@hardgainer_GT
もともと痩せ型であまり体が強くないタイプの人間が自己流の食事療法をやっても全然うまくいかないね。むしろ栄養不足になる危険性のほうが高いのでおすすめしません。
脇汗パッドも運動もダメだったので最後に手を出したのは食事療法。
肉料理や油を使った料理を食べるとその分、脂質を多く摂ることになるので汗が出やすいと話を聞いていたので、魚や納豆・卵などを中心にヘルシーと言われる食事をメインに取ってみた。
朝ごはんはシリアル牛乳でヘルシーに、お昼や夜もさっぱりした食事を心がける。そうして体の中から変えていっって汗も減るのかなと思っていたら、汗の量はまったく変わらず、むしろ栄養不足が原因と思われる体調不良を起こした。
汗ワキパッドもダメ、運動もダメ、食事もダメとなった自分は当時、打つ手を完全に失っていた。ただ、その頃にはもう猛暑の時期は過ぎていたので、今年は諦めようと思い、普段の生活に戻っていった。
その数ヶ月後、別の理由で筋トレを始めることになる。あの頃の自分は筋トレで汗っかきが改善されるとは全く考えていなかったのだけれど、今になって振り返ると、あの選択が自分には正しかったことが分かる。
汗っかき改善はできないので諦めていた時に筋トレを始めた
自分が始めたのは正確には筋トレだけではなく、筋トレ+食トレ。当時ガリガリだった自分は体重が46kgしかなかったので、この体重を平均体重に近づけるべく筋トレと食事を並行して続けていた。
詳しい結果は下記の記事に書いているが、2年間ほど増減を繰り返した結果、64kgまで体重を増やすことができて今もその体重を維持できている。

すると、肉体改造をしていく途中であることに気づいた。前ほど汗を気にしなくなっていたのだ。
私が汗っかきだったのは恥ずかしさが大きな原因だった
汗っかきにも原因はたくさんある。体質的なものかもしれないし、精神的なものかもしれない。
自分を分析すると、どうやら自分は「痩せ型で汗っかき」という恥ずかしさから汗をかいて、さらにその汗をかいている事実を周りから注目されていると思うことでさらに汗をかいてしまう緊張性の汗っかきであることが分かった。
すると、このケースの場合、改善策は「痩せ型」か「汗っかき」のどちらかを変えるしかない。そして、上述したように「汗っかき」の改善は運動をしても食事をしても効果が出なかった。
汗っかきが直せないなら、痩せ型を直せばいいのだ。自分は「汗っかきの痩せ型」を治そうとして筋トレを始めたわけではないものの、体重増量の副産物として、汗が気にならなくなった。
細い体なのに汗をかいているというシチュエーションがなくなっただけで、周りから見られているのではないかという不安が解消したのだ。
まとめ:「痩せ型汗っかき」が最悪、汗っかきが直せないなら痩せ型を直そう
以上、自分の経験をもとに痩せ型汗っかきを改善する方法について触れてきた。
いろいろ試行錯誤して食事面や運動面から汗っかきに対処するのも一つの手だが、経験者から言わせてもらうと、自分のように緊張が原因の汗っかきの人は、痩せ型を克服するとそのボーナスとして汗っかきが解消することもある。
痩せ型の方が汗っかきよりも方法次第で簡単に改善できるので、自分は太れないよと思い込んでる人でも一度は自分が実践している方法で体重アップに挑戦してもらいたい。詳しい方法は他の記事を参照に。
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