「痩せ型はどんな服でも似合う」の嘘を元46キロのガリガリが解説する:フィットする服か筋肉をつけないと見た目の印象はマイナスです。

太っている人よりは痩せている人の方がいい。痩せている人の方が似合う服が多い。痩せているのは恵まれている体質だ。

一般的に日本では肥満よりも痩せている人の方が良い印象を与えることが多い。確かに太っているより痩せている方がすらっと見えて印象は良いかもしれない。

ただこういった話は、痩せ型の中でも身長が高かったり、顔がかっこよかったり、何か他にプラス要素のある人に限った話だと自分は解釈している。というのも自分は生まれてこの方ずっと超のつくガリガリだったが、服が似合うと思ったことは一度もない。

170cm46kgだった自分にフィットする服など市販ではほとんど売られていないのだ。これまでの人生を振り返っても、たしかに服自体は着れるかもしれないけれどそれが似合っているかと言われるとむしろ似合っていないことの方が多かった。

今回はよく言われる、「痩せ型はすらっとしているので服なら何を着ても似合う」という一般論の誤解について、元痩せ型と言う立場からコメントしていきたい。

個人的な意見を言うと、痩せ型だから特別に似合う服なんてものはない。

痩せ型=服が似合う体型の嘘

そもそもなぜ痩せ型=服が似合うのイメージがあるのだろうか。大きく分けてこれは2つの原因があると思う。

  • 痩せ型を経験したことのない人によるイメージ
  • 痩せ型=服が似合うと信じてしまっている

痩せ型を経験しないと痩せ型の服選びの辛さはわからない

1つは痩せ型を経験したことのない、何も知らない一般人からのイメージによるもの。痩せ型体型の辛さを知らない普通体型の人の間では、

  • 服を着たときにお腹が出ない
  • 二の腕の脂肪が目立たない

たったこれだけの理由だけで、痩せ型は服が似合うと思っている人も多い。

でも、実際に20年以上かなりの痩せ型だった自分からすると、痩せ方=服が似合うなんて事はありえない。実際はどうかというと、例えば高校の入学時に買う学ランも、社会人になる時に購入したスーツも、どちらも自分に合うと言うよりかは「むしろ服に着られている」といった残念な見た目だ。

ウエストが細すぎてベルトが半周分あまる

スーツや学生服のような礼服以外の日常的な服を買う時も安い方は困ることが多い。

例えば、これは痩せ型の人なら誰しもが経験したことがあると思うが、ユニクロやH&Mのような大手量販店に行った時にズボンを探そうとすると、1番小さいサイズでも太もものあたりが太すぎることがある。

しかもウエストの部分もベルトをすれば問題は無いものの、ベルトを1周した後にも半周できてしまうのではないかと思うくらい、痩せ方向けのズボンや服はあまりない。

それこそ最近では細マッチョブームや痩せ型信仰が増えているので大手チェーン店でも痩せ型向けのサイズが販売されているが、少なくとも自分の記憶にある限りでは昔は服選びに苦労していた。

確かに体に脂肪がたくさん付いていて太っているために服を着れない、もしくは特別なお店に行かないと自分に合った服が買えないという人に比べたら服自体は着れる分、いくらかマシかもしれないけれど、それでも痩せ型の人は自分に合ったサイズの服がほとんどないので見た目はかなり悪い。

そして、残念なことに私たちが生きている社会は、見た目で評価されることの多い社会なので、服装を1つとっても痩せ方はそれだけで不利なのである。以前、別の記事で「痩せ型だと就職活動の面接などでマイナス評価を受ける可能性がある」と書いたが、これはまさに痩せ型向けのスーツがあまりないことを意味している。

痩せ型は服が似合うと真に受けてしまっている

もう一つ、痩せ型と服の関係で懸念しているのは、実際に痩せているガリガリの人が痩せ型=服が似合うということを真に受けてしまい、それを信じてしまった場合だ。

痩せ型=服が似合うと言うのは冒頭の部分で書いたように細マッチョだったり、痩せ型と言うマイナスポイントを補って余りあるような特殊な才能の持ち主だけの限られたケースであって、痩せ型の人全員が服を綺麗に着られる訳ではない。

それもそのはず、ほとんど肉のない人が服を着るのに比べて、多少筋肉や脂肪がついた人の方がシルエットがきれいになるのは当たり前だ。特に単なる痩せ型の人と、細マッチョの人とでは肩幅の広さや広背筋の広がりが全く違う。巷ではたいして筋肉がついていないのに多少腹筋が浮き出ているだけで自分のことを細マッチョと誤認している自称細マッチョも増えているので、残念な限りだ。

痩せ型が服でマイナス評価を受けないための方法2つ

では、痩せ型に合う服は本当にないのだろうか。

個人的な意見としては、服選びに今後数十年長い人生の間、毎日悩むよりかは数ヶ月間集中して食事改善や筋トレをすることで平均体重近くまで体重をアップしてしまった方がコストパフォーマンス的には良いと思っている。

事実、体質で太れないと思い込んでいた自分も体重40キロ台から食事改善をして体重65キロ近くまでウェイトアップした経験がある。一度つけてしまえば維持しやすい筋肉で体を大きくすれば、見た目でも評価が高まるので、服選びに時間を割くよりもかなりマシだ。

自分サイズの服をセミオーダーをする

体質や遺伝で太れないのであれば、行うべきは大手チェーン店に行って自分に合った服のサイズを無理に探すことではなく、少し値が張っても良いので自分専用の服をセミオーダーすることだ。

やはり既製服と違って自分の体型に合わせて造られる服は自分の体にフィットして見た目もよく見える。痩せ型という時点で見た目の面ではややマイナスポイントとなるのだから、そういったところから少しずつ改善していくのが得策。

実際、痩せ方で自分に合う服がないと思っている人のほとんどは自分専用の服をセミオーダーしたことは無いはずだ。この記事の中盤で、人は見た目で判断されることが多いと書いたように、服1つだけで、その人の印象はかなり変わるのでお金をかけても変わりづらいところを無理に治すよりかは、痩せ型体質を認めてしまっその上で自分の見栄えをよくする物にお金をかける方が良いだろう。

まとめ:痩せ型がかっこいいブームは数年で終わる

以上をまとめると、「痩せ型=服が似合う」というのはそもそも誤解である。これが一点。

そして残念なことに人は服装で判断・評価されることが多いので痩せ型こそ服装には気を使ったほうがいい。その改善策として挙げられるのは、①筋肉をつけて根本から変える方法か②既製服ではなくセミオーダーの服を注文して自分にフィットする服を選ぶことだ。

最近は痩せ型=かっこいいといったような一過性のブームが起きているが、そういった一時的なブームに惑わされないようにしてほしい。

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