せっかく美味しいご飯なのに残してしまう。決してまずいわけではないのに食べている途中でお腹がいっぱいに…最終的に半分近くを残してしまった。
痩せ型の少食の人ならこんな経験を一度や二度したことがあるかもしれない。私もそのうちの一人だ。
簡単に自己紹介すると、私はもう痩せ型ではない。2年前まで170cmで46kgだった元痩せ型で、体重アップに励んだ結果、標準体重の64kgまで到達した増量成功者だ。

増量を始める前の体重47キロの頃の写真(2016年)

増量後に余分な脂肪を落とした体重60キロの頃の写真(2019年)
そんな私でも、今も外食をしている時に結構な頻度で残してしまうことがある。
今回は「誰かに作ってもらった料理を食べたいのに少食体質のせいで残してしまう」私のような人のために、私がご飯を残してしまう時の経験談や、その対策を経験者の視点から書いていく。
目次
今日のレストランでの出来事

@hardgainer_GT
「男だから食べられるだろ!」と言われても体質的にどうしようもないのが少食体質。昔は無理して食べていたけど、その度に気持ち悪くなっていたので最近は思い切って最初に店員さんに伝えるようにしてる。
タイムリーな話があったので、文字に起こしてみる。これは今日のお昼ご飯の話。
普段は入らない個人経営のお店にふらっと入ってみたら、ランチタイムでお店が推しているらしいプレートセットが目に入ったのでせっかくだから注文してみた。
この日はちょうど大盛り無料のサービスをやっていたみたいで、自分は普段から大盛りを食べるようなタイプじゃないのだけど、店員さんがほぼ自動的に「大盛り無料なのでサービスしておきますね!」といったセリフを残しながら去っていってしまったので、それを訂正することもできず絶対食べられなさそうな大盛りプレートを頼んでしまった。
食べられるわけもなく、半分ほどで終了
プレート料理をすべて食べられることなく、半分ほど残して気持ち悪さがきてしまい食事を止めてしまった。もちろん味は美味しかったし、自分世代の普通の男子であればお腹の空いているお昼時だし簡単に食べきれる量だと思う。
でも私にはそれができなかった。
1週間前の松屋でも同じような経験
今思い出したけど、この前なかなか行かない松屋がPayPay(ペイペイ)支払いを始めたと知って久しぶりに牛丼を食べに行った時、途中で牛肉の脂身が気持ち悪くなってしまい、ご飯を半分ほどで残して店の外に出たら吐き気が襲ってきて大変だったこともあった。

@hardgainer_GT
特に、周りに人がいて急かされている状況や外食の時は気持ち悪くなって途中で食べられなくなることが多い。
対処法は勇気を持って残すこと
食べられないのに大盛りを頼んでしまうのは論外で、言えるなら最初から「少なめでお願いします」と頼んだ方がいいのは確かだ。でもそんな場面が常にあるとは限らない。
いろんな外的要因で自分が少食であることを伝えられず普通の量がテーブルに届いてしまう場面もあると思う。
そういった時に無理に食べようとして気持ち悪くなるのはやめよう。せっかく作ってくれた料理を残してしまうのは本当に申し訳ないけど、自分の基準を超えた量を食べた結果、その場でもどしてしまったり、体調が悪くなってしまったらそれ以上の迷惑をかけてしまう。
たしかに料理を作ってくれた人のことを考えると残すのは心苦しい。自分が今回経験したような作り手とお客さんの距離が近い個人店ならなおさらだ。でも、食べられなくてもしょうがない。
あなたが食べようと思っても食べられないのは今までの長い年月をかけた習慣がそうしているのだ。習慣を変えようと無理する前に、本当にその習慣を変えるべきなのか自問してほしい。
自分は今でも食事を残してしまう
冒頭にあったように自分は今でも食事を残してしまう。無理して吐くよりはましかと思って、よっぽど気を使わないといけない場面以外は最近では無理して食べることもなくなった。
- 頑張って食べないと今以上に痩せてしまうかもしれない。
- 栄養は取れる時に取らなきゃいけない。
そういう風に考えていた時期もあった。
けれど、食事を残しても他の機会で栄養を分割して取ればいいという考えを知ってからだいぶ気が楽になった。
1日6食で分割して栄養を摂取する方法
これは自分が体重アップに成功した秘訣でもあるので、太ろうとしても太れない痩せ型の人には特に聞いてほしい。
これまで自分は朝ごはんを含めて1日3食生活を長年送っていた。それが自然なことだと思っていたからだ。
でも、大事なのは3食を食べることではなく、自分の1日に必要なエネルギー量を知って、そのエネルギーを少し超えた量だけ食べれば太れるということを知ったことが自分を変えた。
3食無理して食べなくてもいい。6回に分けて少量ずつエネルギーを摂取すればいいというアイデアは自分のような一度に多くの量を食べれない少食人間には完全にフィットしていた。
朝昼晩と食べるところを、8時、10時、13時、16時、19時、21時に少しずつご飯を食べることで、「夜ご飯はたくさん食べなくてはいけない」といったような既成概念も今ではなくなった。
詳しくは次の記事で経験談とともに解説しているので時間に余裕がある人には見てほしいが、ここで大事なのは少食=自分自身の個性と認識することなのだ。

少食は変えられないからしょうがない、別のところで頑張る
今では昔よりも少し量が食べられるようになった自分も、同じ世代の男子と比べたらまだまだ食べることができない。
体重を20kg近く増量しても少食体質が大幅に変わらないということは、少食は変えられない。そう思った方が合理的だなと最近は考えるようになった。
無理して大食いするよりも、少食だけど食べる回数を増やす。
食べる回数を増やすためにも手軽に食べられる食事を近くに置いておく。楽に栄養が取れる食材を知っておく。


こういったことを少しずつ学んでいったおかげで今、標準体型になることができた。
まとめ:無理して食べる必要はない、他人のペースに委ねない
以上、外食する時にご飯を残してしまって気まずい思いをしている自分と同じような少食の人に向けてメッセージを書いてみた。
誰もが自分のように体重増量は望んでいないだろうが、自分のような少食でも食事の仕方次第で体重を平均体重まで20kg近く増やせたことは一つの話として知っておいてほしい。
同じように体重を増やしたい人がもしいれば、このサイトでは他にも自分が実際に体験した増量方法やアイデアを他にも残しているのでそちらに目を通してもらえれば幸いだ。
コメントを残す